2019.08.26 ブログ
「ファスティング」と「オートファジー」
Hi everyone:)
MedLiNGUALのRieです。
8月も気が付けば下旬になり、
暑さもピークを過ぎたのかなと感じます!
まだまだ直射日光は強烈ですけどね。。
さて、そんな夏の終わり、
皆様は体調管理どうされていますか?
私は、外出移動からの・・冷えてるカフェで何時間も英会話・・・
からの更に灼熱の移動(暑)・・カフェ(寒)・・移動(暑)・・カフェ(寒)・・
この繰り返しで自律神経が悲鳴を上げる二ヶ月ほどを過ごし、
体はお疲れモード。
そして更に慣れない経営者の仕事も山盛りで、
脳みそも珍しくお疲れモード。
これは・・・
まさに・・・
「ファスティング日和!」
なんです!
そしてそんなヘロヘロのタイミングに、神様からのギフトで、
丸一日自宅で自宅勤務できる!外に出なくていい!
という奇跡の一日が誕生し、
これはもう今やるしかないと、
今年初の3日間ファスティングをスタートしました♬
3日準備期間⇒3日絶食本番⇒3日回復の9日間のプログラムです。
※3日間以上のファスティングは、
知識なしにやると危険ですので、
必ず専門家のアドバイスの元、実行してください。
(ちなみに、Rieはファスティングアドバイザーの有資格者なので、
他人と自分に指導ができます。)
さて、
ファスティングのやり方についてはたくさんの本が出ていますけれども、
「ファスティングの科学」については、
あまり分かりやすく書かれていなかったりするので、
今日少しご紹介します。
単純に「3日間も食べないなんてありえない」というお声があるかと思うのですが、
食べないことによって体の中では「再生プログラム」が稼働します。
その一つが、
「オートファジー」
と呼ばれるプロセスです。
Okay, what is autophagy?
「細胞内のタンパク質や細胞内小器官(オルガネラ)は、不要となったら、あるいは必要に応じ、オートファジー(autophagy)によって分解され、その成分は細胞内で再利用されます。オートファジーの活動は通常状態の細胞では低レベルですが、細胞が飢餓や低酸素といった環境にさらされると、上方制御を受け活発化します。」
(abcam サイトより抜粋)
https://www.abcam.co.jp/cancer/autophagy-an-overview-1
Rie訳
“When intracellular proteins and organelles become unwanted, or when upregulation is necessary, they become degraded through the process called “autophagy” and the degradation products become re-used intracellularly. The level of autophagy activity is usually low in normal-state cells, but it becomes activated through upregulation when cells go through starvation or are exposed to harsh environments such as hypoxia.”
↓英語で詳しくオートファジーのプロセスを勉強したい方はこちら!(理系向け)
https://docs.abcam.com/ebooks/cell-death-ebook.pdf#8
↓日本語で理解したい方はこちら!(理系向け)
https://www.titech.ac.jp/news/2016/036467.html
そして、
オートファジーの仕組みの解明により、
2016年のノーベル生理学・医学賞を日本人の大隅良典教授が受賞されています。
英語の勉強したい方はこのプレスリリース読んでみてくださいね。
https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2016/press-release/
つまり、
食べないことによって、
細胞は自ら古くて役に立たないタンパク質などを「リサイクル」して、
新しいピカピカの「使える」タンパク質を生み出すんですね。
外から摂らなくていいから「エコ」なわけで、
体の中から新しくピカピカになります。
消化を必要としない正しい栄養補給は必要ですが、
タンパク質を摂る必要がないのです。
液体のプロテインは、液体であっても飲めば消化酵素が作られます。
飢餓状態の程度が弱くなり、オートファジーはうまく働かないので、
「もう細胞ごと体の中から生まれ変わりたい!!」くらいの体調の、
再生願望のある方は、
液体プロテインはファスティング中は飲まない方が良いでしょう。
プラス、
ファスティング中は、
食べることに意識と時間を使わないので、
少しだけいつもよりゆとりができます。
いつもはカフェでパソコンを開きながらパンをかじっている時間に、
都会のど真ん中だけど、
ちょっとした緑のスポットで風にあたってみたり。
いつもより数時間多めに寝てみたり。
「時間のゆとり」を生むので、
一年に一回とか二回とか、
「3日間食べない」時間を過ごしてみるのもお勧めですよ!
Little break in Shibuya-Daikanyama (2nd day of fasting)
日本の都会は衝撃的に、
芝生でゴロゴロできるところが少ないですよね~。
こんなちょこっとでも嬉しかったり♬
See you again!
MedLiNGUAL
Rie
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