2019.07.21 英会話 teaching
scaredとscaryの使い分け
Hi:) this is Rie from MedLiNGUAL.
さて、間違えやすい単語に「こわい」を意味するscaredとscaryがあります。
scaredの方が馴染みがある方が多いようです。
be scared = be afraid でもありますが、会話の中ではbe scaredの方が自然です。
Scaredを使うのか、scaryを使うのかで、
意味が全く変わってしまうので気を付けましょう!
I am scared.
I am scary.
違いが分かりますか?
I am scared=私は怖い(自分が怖がっている状態です。)
I am scary=私は怖い(私は怖い人です。)
自分がおびえている状態を説明したいのに・・・
自分が怖い人になってしまったら大変なことになりますね!
周りの人が皆逃げてしまいます。
Scared, scary、どちらも形容詞です。
A scared patient (怖がっている患者)
A scary patient (怖い患者)
怖がっている患者はフツウですが、
コワイ人が入院してきたらつらいですね・・・
★ あなたがDrやnurseで、自分の患者が怖がっている時、
My patient is scared.
と言いましょう。
(間違ってもmy patient is scaryと言わないように。患者におびえる医療従事者になってしまいます。)
★ 「~がこわい」という場合には「scared of ~」という表現になります。
怖がっている対象が手術や医者など特定のモノや人ではなく、
もっと漠然としたことや状況・状態に恐れているのであれば、scared about~も使えます。
I am scared of the surgery. (私は手術が怖いです。)
I am scared of that doctor. (私はあの医者が怖いです。)
I am scared about my future health.(私は自分の将来の健康状態におびえています。)
I am scared about going home tomorrow as I’m still in pain. (まだ痛いので明日家に帰るのは怖いです)
★ 「~に脅かされた」という受動文の場合は、他の受動文と同じように by ~を使います。
あまり使うことがないようにしたいですね・・・
I was scared by the doctor. (私は医者に脅かされました。)
★ 怖くないですか?と聞くときや、怖がらなくていいですよ、という場合には必ずscaredを使いましょう。
Are you scared of the surgery tomorrow? (明日の手術は怖くないですか?)
Don’t be scared of the surgery tomorrow. (明日の手術は怖がらなくて大丈夫ですよ。)
I know you’re scared of the surgery, but everything will be ok. (手術こわいですよね、でも心配しなくて大丈夫ですよ。)
Point:この「怖いですよね」と同調するフレーズはいくつもパターンが考えられます。どれも正解ですのでしっくりくるもので患者さんに話しかけてください。I know やI understandと言われると、気持ちを理解してもらえていることで安心感は高まります。
I understand that you’re scared ~
You must be scared ~
You should be scared ~
Of course you would be scared ~
Are you scary?(あなたはこわい人ですか?)
にならないように気を付けましょう!
ちょっとの違いで、使い分けを間違えると、
このように感情的にも意図しない結末を招きかねない場面があります。
相手に失礼のないように、
医療現場で頻繁に使うscaredとscaryはしっかり意識して使い分けるようにしましょう!
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